ブログ

ブログ

旧芝川浄化後

 昨日、川口市青木会館において芝川緑化期成同盟会の総会が行われました。
 毎年秋に行われる本団体からの知事への要望活動についても協力させていただいております。

芝川緑化期成同盟会 知事要望写真

 本団体の歴史は古く、大野元美市長時代から取り組まれている長く続く貴重な運動です。
 芝川は、諸先輩方のお話を聞いていると想像もできないのですが、昔は鮒をはじめとした川魚がたくさん生息し、水泳が出来たとのこと。鋳物産業が栄えてからは、鋳物製品を船で運ぶ輸送路でもあり、生活排水を出す下水路でもあり、川口が都市化するなかでどんどん汚濁が進み、ヘドロが堆積するどぶ川になってしまいました。
 またこの旧芝川は、河川が蛇行しており、市街地を通過することから大雨の度に氾濫して浸水被害が出た場所でもあります。芝川の水を荒川に流れやすくするために、人造河川である芝川放水路を建設し浸水被害を抑制しました。
 しかしこのことが逆に、芝川の水は旧芝川に流さず芝川放水路に流してしまうので、水量確保が難しく浄化するには難しい条件の河川であります。
 もう時効だと思いますので明かしますが、当時、テレビ朝日の素敵な宇宙船地球号の番組のディレクターから、旧芝川の浄化活動についてテレビが仕掛け人になり浄化活動を推進できないか?というご提案を私にいただきました。
 その後、知事が芝川浄化活動に参加して、知事が主体的に推進する「川のまるごと再生プロジェクト」に発展しました。芝川浄化は、「川の再生プロジェクト」の発祥の地であり、その後に続く県内各地で行われた取組により「川の再生」のムーブメントが県民に着実に広がりました。本会の果たした役割は大変大きなものであったと思います。

 埼玉県は、県土に占める河川面積の割合が日本一という資産を活かし、「清流の復活」と「安らぎとにぎわいの空間創出」を2本柱とした「川の再生」を平成20年度から進めて来ました
 中でも、芝川は「川の再生」の第一番目のモデル河川として、地域の皆様と協働して、平成20年度から2カ年で集中的に整備を行ったところです。
 芝川での取り組みは、その後もメディアで大きく取り上げられるなど、平成24年度から始まった、川の再生の第二ステージとなりました。行政だけの取り組みではなく、住民の皆様が主体的に川の守り人になり活動するプロジェクトになって行きます。
 川の国応援団美化活動団体の登録数は「川の再生」の取り組み前の平成18年度末に49団体であったものが、平成25年度末には336団体と約7倍に、活動延長は114㎞から462㎞と約4倍に増えています。
 さらに、「川の再生」箇所を利用した地域イベントの開催等、利活用も進んでいます。県においても、県民の方が気軽に水辺を訪れ、埼玉の川の魅力を知ってもらうためPRに努めています。
 また、水環境の改善では、「清流ルネッサンスⅡ」が着実な成果を残し、平成24年度に終了しました。平成25年度からは「芝川・新芝川水環境連絡会」を立ち上げ、目標や施策を継承し、関係機関と連携して取組を進めているところです。
 一方、治水面では、平成22年度末に芝川第一調節池の左岸側が完成し、平成23年度からは、右岸調節池の掘削工事を進めています。平成25年度末で約20パーセントの進捗率となっています。
 今後とも、良好な河川環境の創出、治水安全度の向上に向けた取り組みを積極的に進めるためには本団体のなお一層の御支援と御協力が必要です。

すがかつみレポートで芝川浄化の特集号を掲載していますのでご覧ください。

すがかつみレポート 芝川浄化の特集号

川の再生について(県のホームページ)